広がる「スルガショック」 サラリーマン大家に危機
この上ない自由を求めて画策中の臭薙です。
この2週間、住友林業さんのアパート施工物件を見に行ったり、3階建てアパートが建てられないかなどプランの検討を別業者にお願いしたり、はたまた、ワンルームマンション業者のセミナーに蚊取の誘いで行ってみたり、色々と課外活動をしていました。
それぞれに思うことがありましたが、とても楽しみにしていたモダンアパートメントさんは業務繁忙で6月まで新規の相談を受けられないとの返信が参りました。
年度末は竣工や次年度の建設に向けた営業ラッシュで忙しい時期ですから、しょうがないですね。
今回はアパートローンに対する金融の引き締めについて、実感したことがありましたので書きたいと思います。
千葉の物件の土地活用について思案する中、3階建て木造住宅の資産効率の良さをアピールされている「アメニティジョイハウス」さんにお邪魔してきました。
千葉を中心に、都内日本橋にも支店を置いて幅広くやられている会社さんです。
良し悪しはまだ分からないですが、ハウスメーカーや工務店へのアパート相談と異なり、資産運用という見地でアパート建設について建設の時期や必要な資金、税務などご相談いただきました。
今更ながらの盲点で、アパート建設を私名義でおこなってしまうと所得税が相当高くなってしまうことが分かりました。
ソリューションとしては「資産管理会社の設立」を提案されました。法人のため税率軽減があることと、相続面でもメリットがあります。このあたりもう少し掘り下げて検討が必要だと感じました。
もう一つはスルガショックやタテル問題等々の不祥事に端を発するサラリーマン大家に対する金融引き締め。
土地付きであっても、手放しでは貸してくれない状況で、一定の自己資金あるいは共同担保物件などの必要があるようです。
相談する前の感覚としては、勤務先への信用がそれなりにあって、立地もそれほど悪くない土地付きであれば、建設資金はフルローンでも可能なくらいと思っていましたが、この半年でだいぶん状況が変わったようです。
少なくとも、土地からアパート新築する場合、土地代は全額キャッシュを求められるような金融状況になっているようです。
さらに1年に複数のアパートをローンで購入する場合、早期退職を疑われるため、最近ではなかなか貸してくれないとか。これは、この上ない自由を手に入れるための出鼻をくじかれかねない由々しき事態です。
不動産投資とは、取得すれば終わりではなく、日々の生活や人生設計と大きく関わってくるものなので、
資産活用という見地で相談を数多くこなしている、実績豊富な方への相談はマストだと思いました。
昨今はワンルームマンション投資など、商品にあふれている時代ですが、自社の商品を売るための営業トークと自身の資産運用を良く判別して考えていかないと大変な落とし穴にはまってしまいます。
昨年物件を買ったばかりということもありますが、千葉のアパート建設については、今後の自身の投資計画や両親の生活など色々なことを考えて決定をしたいと思った次第です。